療育内容
  1. 療育内容
  2. 対象年齢
  3. 教材について

☆療育では、一人一人の子どもたちに合わせてプログラムを作ります。保護者の方に見て頂くオープンセラピーを行っており、ご家庭においての、特性への関わり方、学習のサポートの仕方などを指導させて頂いています。

☆自閉症スペクトラム、発達しょうがいと言っても、実に様々で、文献で勉強をされている方でも、実際にどのように対応していくのが良いのかと不安定になってしまうこともあると思います。ここでは、ただ学習ができるようにというだけではなく、保護者とセラピストが子どもの状況をしっかり話し合い、子どもの持つ可能性を十分発揮できる環境づくりを家庭でもできる範囲でして頂き、この教室以外の場所でも子どもが有意義に過ごせるようになることを支援しています。時には、まだ理解が難しいとおっしゃるお父さんや祖父母の方にも見学しに来て頂きお子さんの状態を説明させて頂くこともあります。また子どもの保育園、幼稚園、小学校の先生やデイケアの先生の見学も受け入れています。さらに、保護者と学校側の理解を統一するために、書面で専門家としての意見をお渡ししたり、時には学習内容を提案させて頂くこともあります。大事なことは周りに理解者が増えることです。療育とは、学習だけではなく、子どもたちに必要な生活場面での適応力、常に少し先の将来を見据えて、子ども一人一人の持つ可能性をできるだけ伸ばして生きていく力をつける支援していくことだと思っています。

こうして周りがしっかり共通理解でその子どもに向き合っていると、子どもは心地よく自分のできることを発揮できます。我々も学習する機会があったから、達成感や頑張った感が得られ日々の生活に楽しさを見いだせたのです。彼らも同じです。小さな達成感が大きな達成感につながります。